RPA

RPA(Robotic Process Automation)

ロボットの力を利用して、ルーティーン業務を自動化します。

RPAとは

RPAは「複数のアプリケーションを横断的にまたがるExcelのマクロのようなもの」です。2016年ごろから話題になり、昨今は実用例が増えて導入の検討を進める企業が増えています。
ExcelのマクロはVBA(Visual Basic for Applications)というプログラミング言語で組まれていますが、RPAはそのような伝統的なプログラミング言語で構築されるわけではありません。事前に設定された実行手順に従って動作します。
難しいプログラミング言語を習熟せずとも、直感的な操作で作業を自動化できることが最大の特徴です。

RPAが活躍できる業務

  • 一定のルールに従って繰り返し行われる業務
  • 構造化されたデータを扱う業務
  • ウィンドウズやクラウドサービス等の複数のアプリケーションを使う業務
  • 業務プロセスが標準化されている業務
  • プロセス実行に3人以上のリソースが求められる業務
  • ヒューマンエラーが起こりやすい業務


導入メリット

1.人件費のコストダウン

一般にRPAのコストは1人当り人件費の1/10~1/3と言われており、圧倒的に経費を抑えることができます。

2.業務処理のスピードアップ

ソフトウェアなので、ヒトのように休憩も必要なく、24時間365日休まず働くことができます。

3.処理の正確さ

データのコピペ等では、人為的なミスが発生しやすいですが、ソフトウェアなのでミスは最小限にできます。

4.高付加価値業務へのリソース増強

セールスや経営企画業務等の場合、販売活動に充てられる時間や戦略を練る時間に人を集中することができます

5.リソース追加の簡便さ

人を増やす際の採用活動の必要がなく、必要な時に必要なだけリソースを増やすことができます。


導入事例

1.顧客登録を自動化

営業担当からの顧客登録依頼をメールで受け、複数システムに対して顧客情報を登録します。登録処理が完了したら、営業へメールを自動送付します。

2.紙媒体の入力の自動化

営業担当からの顧客登録依頼をメールで受け、複数システムに対して顧客情報を登録します。登録処理が完了したら、営業へメールを自動送付します。